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私たち森遊学里山の会は2007年12月に発足し、まだ活動を始めたばかりのボランティア団体です。
私たちの身の回りには緑があふれ、とても恵まれた環境で生活を送っています。しかし、ひとたび山へ入ればそこには手付かずの荒れた状態が広がっています。
従来、人間は山へ入り木材を適正に伐採し住居や生活用具を作り、伐採した土地には植林することによって緑を絶やさないように里山と共生していました。しかし、高度経済成長に伴い、化石燃料への移り変わりや安価な輸入木材等により里山の価値は薄れ、いつしか里山へ入ることを忘れ現在の荒廃した状態に陥っています。
私たちはこの荒廃した里山の現状を憂い、元の恵み豊かな状態を回復させると共に、新しい里山の価値として次代を担う子供たちに自然の大切さ、利便性だけでは心は豊かにならないことを伝えるためのフィールドとして活用しています。
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枯れた木もそのままに
手入れがされなく隈笹が生い茂った状態
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